東京土産の定番に!東京いちじくプロジェクト・ロゴデザイン-コンペ編-
さて、先日ご紹介した「東京いちじくプロジェクト suported by マイナビ農業」デザインコンペ!
募集をかけた結果、3名(うち1名はチームでの参加)のデザイナーが名乗りをあげてくれました♪
お題はこちらの東京産のピュアいちじくを使ったスイーツブランドのデザイン。
ロゴデザイン(名称も含む)、パッケージに使用するシールデザイン、おみくじのデザインの3種をそれぞれプレゼンします。
今回プロジェクトに参加したメンバーはB to Cでのお仕事が多かったメンバーで、今回のように企業相手のコンペやプレゼンテーションは全員が初めて!ドキドキしながらのミーティングです。
場所はこちら!マイナビ農業さんが運営する「マイナビ農業 EVENT SPACE」!
ここは、『農と食を知るコミュニティスペース』。農業に関わる人や、食に関心のある生活者などのネットワークを作ることで、新しいアイデアが生まれ、未来の農業を盛り上げていくコミュニティづくりを目指している場所なんだそう。
人形町にこんなオシャレな場所があるなんて知らなかったーーーーー!!!
先方からの事前の要望は3つ。
● いちじくの花言葉でもある「実る」というメッセージを大事にしたい
● 出店が決まっているルミネアグリマルシェのイメージに近いもの
● 「水引」をイメージに組み込みたい
そのご要望を受けて、実際に提案したデザインをご紹介させていただきます♪♪
カラフルで女の子らしい♡ほっこりするロゴデザイン
まず一つ目のご提案はこちら!いちじくの形を背景に取り入れたガーリッシュなデザインです。こちらのデザイナーさんはアナログな手描きテイストを得意としていて、背景のいちじくのイラストや水引の形も全て自分でイラストに起こしたそうです♪
コンセプトが凝縮されていて、かつ「パッ」と目に留まるデザイン
二つ目のご提案はこちら!いちじくが紀元前から世界で親しまれるお菓子であると知った彼女は「千」という文字を商品名に採用。長く愛される商品になりますように、との想いを込めました。またグラフィックにおいては、いちじくは実ではなく花であるという所から、水引で「花」を表現。内側からジュワッといちじくの甘酸っぱさが感じられるように赤のグラデーションを施し、外側はいちじくの皮の紫をイメージしています。
アナログなテイストと繊細な女性らしさがマッチしたデザイン
最後のご提案はこちら!なんと企画書が17ページにも及ぶ超大作!!ブログでは一部しかご紹介しませんが、デザインパターンだけではなく、なぜこのデザインに至ったのかその企画背景がまとめられています。こちらもアナログな手描きタッチで、いちじくと水引をうまく融合させた提案です。カラーバリエーションやシールを貼る位置なども合わせて提案させていただきました。
みなさま優しく、かつ厳しく!デザインへの様々なご意見をいただきました。
自分が作ったデザインについて、きちんとその理由を説明できないと企業相手のお仕事はできません。という事で、デザイナー各自自身のデザインについて資料を元にプレゼン!
みんな「緊張しました!」と言っていましたが、それぞれきちんとお話できていたと思います。
しかし!
本来ならこのデザインコンペで一つ最終デザインが選ばれるはずだったのですが、今回の案ではクライアントを納得させる事はできず(泣)。
今回のデザインのどこが良くて、逆に何が足りないのか、生産者・企画者の皆さまから様々なご意見をいただきました。いただいたご意見はどれも「ごもっとも!」なものばかりで、我々は案を持ち帰り、第2校を提出させていただけるかお伺い。
マルシェの出店は1ヶ月後に迫っていてギリギリのタイミングでしたが、一週間の猶予をもらいデザインを再提出する事になったのでした。
果たして、デザインは打ち合わせを経てどう変わるのか、次回へ続く!
修正されたロゴデザインはどう変わるのか?再提出編はこちら
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長崎県出身 可愛いものが大好き。九州大学卒業後、大手化粧品通販会社にて編集ディレクターとして働く。しかしデザイナーの夢を諦めきれず26歳で専門学校に入学し、卒業後フリーデザイナーに。
出産・育児によりキャリアを離れ、家庭と仕事の両立に悩む女性を多く見てきた中で、クリエイトするスキルを身に付けて、家庭も仕事も楽しめるキラキラした女性・家庭を増やしたい!という想いからコペンカレッジを立ち上げる。
「クリエイトする楽しさを知ってもらいたい」との考えから、一方的な授業ではなく和気藹々とした雰囲気で、楽しみながらスキルを身に付けてもらう授業が特徴的。