HSPの私が考える、フリーランスでの働き方について

HSPはフリーランスが向いている?

『HSP』
最近TVでも取り上げられるようになって、この言葉を目にすることが増えてきたように思いますが、皆さんはご存知ですか?
”どうやら自分はHSPらしいぞ?”と一年くらい前に気がついた私、香野が自分の経験をもとに今回はこの言葉について触れてみようと思います。

そもそもHSPってなんなの?

“Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)”の略で、日本語ではよく「繊細すぎる人」だとか「とても敏感な人」などと訳されています。
これは病気でもなんでもなくて、生まれ持ったその人の”気質”だと言われていて、アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が提唱した概念です。
人口の20%の人がそうだと言われていますが、私がHSPのグループでこの話題を聞いたときは日本人はその割合が多いのではないかと体感している人も居るようでした。
この言葉について書かれた書籍や記事はとても多いですので、もっと詳しく知りたい方はご自身で調べてみてください。(ただしこれはまだアメリカでも歴史の浅い研究で、日本でのHSP専門家は数名程度、ごくわずかしかいらっしゃいません。たとえ巷の精神科医の記事でも誤解や誤用などがありますので、情報を得る際は充分にご注意ください。)

※ちなみに私は細かくいうとHSPの中でもHSS型に分類されるようです。これは人口の6%しかいないとされている稀な気質なんだそうですが、これについてはまた機会があれば触れたいと思います。

HSPはフリーランスが向いているって巷で言われがち

さてこの言葉で色々と調べていくと、”HSPはフリーランスが向いている”というワードに出会うことが多いようです。
何故なら”一人の時間が必要”とされるHSPの気質から、組織の中で直接人と関わる時間が多い会社勤めなどは疲労困憊してしまうのは当然で、その組織で働くのが辛ければ、個人で仕事…つまりフリーランスで活動していくしかないのでは?となるようなんですね。

私個人としてもそれは本当にそうだなぁと思います。
私などは通勤時の満員電車が原因で適応障害にまでなってしまった経験があるのですが、今思えばHSPの”周りの環境からの刺激を受けやすい気質”ゆえにそうなりやすいタイプだったのだろうなと思います。
さらに職場では周囲の人の行動がいちいち気になってしまい、良く言えば”よく気がつく人”だし、私からしてみれば職場内は気が散りやすく集中できず落ち着かない環境でしかありませんでした。特に同じフロアに機嫌の悪い人が居ようものなら、たとえ自分に関係がなくても”自分が何かミスをした気分”に勝手になってしまい気を揉み続けるのです。
そりゃあ、疲れて当然ですよね。
だからこそ、満員電車に乗らないで済む環境や、周囲の環境に直接振り回されずに済む仕事は私にとって憧れでした。そしてそれが”在宅”や”フリーランス”というキーワードにつながるわけです。

コロナ禍のこの世の中になったからこそ会社員でも在宅でできる仕事は増えてきましたが、少し前までは極端に言えば”在宅=フリーランス”くらいのイメージしか持っていませんでした。
なので私はこのコペンカレッジへ通い、グラフィックソフトの扱い方や自分のブランドを確立させる方法などなど、フリーランスとしてやっていくためのスキルや考え方を学んだのです。

そしてそんな私は結果的に今、会社組織に所属して仕事をしています。
「え?通勤してるの?」と思われましたか?
いえいえ。あの、憧れだった、在宅勤務。まさしくリモートワークです。
コペンカレッジで学んだスキルがあったからこそ、リモートワークが可能なクリエイティブ業務につくことができたのです。

自分でも以前に比べたら驚くほどのストレスフリーです。お菓子を食べる量が確実に減りました(笑)

HSPはフリーランスが向いている?

HSPだからってフリーランスにこだわる必要はない。

まず結論を言えば、今のこの世の中だったらフリーランスだけに拘らなくてもなんとかなるんじゃないかな?と個人的には思っています。

何故なら私自身がこうしてクリエイティブなスキルを身につけて、(コロナ禍という世の中の事情から結果的にではありますが)これまで憧れだった在宅での勤務ができる仕事に就けてかつストレスの少ない生活を送れているのですから。
そもそも緊急事態宣言が明けてから現在もリモートワークを続けている会社って、恐らくは出社しなくても作業が可能なPCメインの業務(例えばSEだったりクリエイターだったり)が多いんじゃないかと思うんですよね。
だったらそういう業務ができる人になっちゃえば良い。

私自身はコペンカレッジにて様々な勉強をさせてもらい、講師の方々からも支えていただいたおかげで、”自分のやりたい事”、”理想の自分”、”そのために必要な事”を見つけることができました。
ようやく”そういう業務ができる人”の一端にはなれました。でもなんの不安もなくなったわけではありません。さらに”もっとなりたい形になるため”に、ゆくゆくは副業として個人でも仕事が受けられるようにと現在も勉強を続けています。

結局自分が自分らしく生きるためにどうするのかを考えたら、それに合わせたスキルを身につけるなり、これまでの経験を生かすなりして実際に行動するのが一番理に適ってるんですよね。それがHSPであろうがなかろうが…。そんな風に私は思っています。

 

もしご自身がHSPだと思っている方で、そしてここまで読んでくださった方へ。

HSPは確かに世の中をスムーズには生きづらい気質ではありますが、決してデメリットばかりの気質ではないと思っています。
そしてもし、”フリーランスに憧れている”、”スキルを身につけたい”…そんな風に考えていらっしゃる方がいましたら、その気質の良いところを生かした生き方を、コペンカレッジで一緒に考えて探してみませんか?

 

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