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「起業したい!」「社長になりたい!」と開口一番に言う人は、だいたい失敗する。

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「起業したい!」「社長になりたい!」と開口一番に言う人は、だいたい失敗する。

私は、自身がフリーランスになったあたりから、フリーランスが集まる交流会やイベントによく参加するようになりました。
その場所には、フリーランスの他に、いわゆる「起業家」というタイプの人もいました。
そこでたくさんの「起業に憧れる人」と話す上で、とても印象深かった事があります。

起業したい!と開口一番に言う人は、だいたい中身がない。

ということです。

特に、起業にとても憧れていて「社長になりたい」「自分の会社を作りたい」「キラキラ自由な生活がしたい」「あの◯◯さん(有名な起業家)のようになりたい」と、いつも『自分の理想の生活』を夢見ているタイプの人に、「じゃあどんなサービスで起業したいの?」と聞くとだいたい「それは今まだ考え中です。」「まだ迷っています」「ターゲットが定まりません」という答えが返ってくる事が多かったです。

結構びっくりの出来事でした。

 

「起業」はあくまで目的達成のための手段であって、ゴールではないと思います。

しかし、起業を目指している人たちの中には、「起業」が「ゴール」になっている人が、とってもとっても多いのです。

 

フリーランスになりたい!と起業したい!の違い

フリーランスと起業は何が違うの?とよく話題にあがりますが、私の経験則からすると起業家とは違い「フリーランスになりたい!」という人たちは、あまり失敗しません。欲望の種類としては「起業したい!」と似ている言葉なのに、不思議ですよね。フリーランスになりたい!という願望を抱く人は、だいたい何かしら独り立ちできるスキルを既に持っている人が多いです。フリーランスになる、というのは、働き方の選択をしているだけ。例えば自分の職場を決める際に、土日も働きたい?定時であがりたい?どの駅が最寄りがいい?という同じ感覚で、勤める方がいい?フリーランスがいい?と、働く場所やライフスタイルの選択をしているだけなのです。

しかし、起業とは、「業を起こす」と書きます。
基本的に起業とは「今まで世になかった事業を作り出す」という意味です。

今までデザイナーとして生きていた人がフリーランスにジョブチェンジしたとしても問題なく仕事ができますが、そのまま起業したとして成功するかというと、これまでやってきた事をただ続けているだけでは起業家として成功しません。「業を起こしてない」からです。

今までにない商品、今までにないサービス、今までにないシステムを作り出して初めて「起業」が成立します。

フリーランスになる、と起業する、は全く性質が違うのです。

 

起業とは、人を幸せにする何かを見つけること。

では、私の周りの勢いに乗っている起業家の卵たちが開口一番に何を話すひとが多いかというと…

①作りたい未来

②助けたい人、解決したい問題・課題

などなど、まさに、本当の意味での自身のゴールが明確になっていて、そのゴールを色々な人に知ってもらおうとまず話をします。起業したい!という人はほぼいません。まず先に、自分の作りたい新しい世界があって、それを作り出すためには会社があった方が良いから起業する、という思考ステップの方が多いです。

彼女たちは、きちんと「助けたい人=ターゲット」が明確になっていることが多いです。起業して自由な暮らしを手に入れたキラキラした「自分の未来」より、今現在困っている「誰かの未来」の事をひたすら真剣に考えているのです。

 

未来を思い描く時「自分の未来」が優先になっていませんか?

起業家、会社を立ち上げる、社長になる、などと聞くと、どうしてもキラキラゴージャスな生活、自由、お金持ちになれる、と夢や願望を抱く対象になりがちです。そんな世界に憧れる気持ちももちろんわかります。

しかし、「自分の未来」を想像して楽しんでいるだけでは、起業家にはなれません。

事業とは、助ける相手がいて、その人が喜ぶサービスを用意できて、その二つをうまくマッチングさせるという「誰かの幸せの未来」が想像できないと成り立たないのです。

 

さらにこの問題は、「起業」に限らず、仕事の中のあらゆる局面で発生します。

「私はこれをやりたい!」

「私はこう働きたい!」

「私はこんな生活がしたい!」

まず、その願望を持つことは大事ですが、ではそれと同じ事を、クライアントは本当に望んでいるか?チームメンバーは本当に望んでいるか?自分の家族は望んでいるか?考えてみてください。実はズレてたり、全く反対の意見を持っていたりするものですよ。

 

周りの人を喜ばせる事ができる人、周りの人の最大幸福を作れる人は、どんな仕事をしても成功します^^

逆に自分の未来の事しか考えていない人は、どんな仕事をしても失敗します。

 

簡単なようでいて、すごく難しいこの問題。自分と、相手との目指すものや幸せのバランス。

実は、私も日々自分のやっている仕事に対して自問自答を繰り返しています。

 

という事で、起業を目指す方がいらっしゃったら、自分の未来ではなく、相手の未来を考える時間を増やしてみてくださいね!

ただし、時に相手の未来だけを考えすぎて自分をおろそかにする人もいるので(完全無報酬で寝る間を惜しんで誰かに尽くしちゃう系の人)、それはそれで気をつけてくださいね!!!ww

 

↑ よっぴー的、よくいる女性起業家4タイプ!のご紹介

書いた人

コペンカレッジ代表理事 / 東京校校長

堀之内 千恵(よっぴー)

長崎県出身 可愛いものが大好き。九州大学卒業後、大手化粧品通販会社にて編集ディレクターとして働く。しかしデザイナーの夢を諦めきれず26歳で専門学校に入学し、卒業後フリーデザイナーに。 出産・育児によりキャリアを離れ、家庭と仕事の両立に悩む女性を多く見てきた中で、クリエイトするスキルを身に付けて、家庭も仕事も楽しめるキラキラした女性・家庭を増やしたい!という想いからコペンカレッジを立ち上げる。 「クリエイトする楽しさを知ってもらいたい」との考えから、一方的な授業ではなく和気藹々とした雰囲気で、楽しみながらスキルを身に付けてもらう授業が特徴的。

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