2023年2月のオープンキャンパスレポート
昨年12月の「カワイイCREATORフェス」でも大好評だったオープンキャンパスが2月10日に開催されました!
今回はコペンカレッジの卒業生でもあるコペンメイトの面々による「バレンタイン」をテーマにしたバナー制作の講座です。
これからコペンカレッジで学びたいと思っている皆さん、是非参考にしてくださいね♪
<オープンキャンパスの内容>
- 参加者の自己紹介
- デザイナーの仕事についての説明
- クライアントへのヒアリング(デモンストレーション)
- 参加者の皆さんによるラフの制作体験
- 小牧先生によるデザイン制作
- クライアントへのプレゼンテーション(デモンストレーション)
- 感想
- 質疑応答
まずはお申し込みいただいた皆様に、自己紹介も兼ねて参加の理由を伺いました!
「グラフィックデザインにとても興味があります!」
「以前相談会に参加しました。今日は実際にデザインを作る様子がみられると聞き興味がわきました。」
「現在受講を検討しています。コペンカレッジの雰囲気を知りたいと思っています。」
などなど、デザイン制作に興味のある方がたくさん集まってくださいました! ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
①デザイナーの仕事とは?
まずは、デザイナーが仕事をするにあたって、どのようにデザインを制作していくのかという手順の説明から入ります。
デザインのステップは「考えるパート」「作るパート」に分かれています。その中でも、デザインは「考えるパート」が特に大切です。
講師の小牧先生もデザインの構成や下書きなどのラフやアイデア出しに一番時間を使うとのこと。
例えば、1つのロゴを制作する際に3〜10個以上アイデアを出し、必要な情報をしっかりと整理してから制作に入るという実体験をお話ししてくださいました。
②クライアントへのヒアリングのコツ
クライアントとの仕事を円滑に進めるために必要なのがヒアリングです。
まず、そのヒアリングに入る前に大切なことがあります。
アーティストは自分のためにデザインや作品を作りますが、一方、私たちデザイナーはクライアントのためにデザインを作ります。
そのため、デザイナーは誰よりもクライアントに興味を持ち1番のファンになるのが大切なんです。
例えば、クライアントのSNSをすみずみまで確認してみる。サービスを一度利用して使ってみる、などがあげられます。
事前の準備が整ったら、いよいよヒアリングの時間です。
ヒアリングのコツは以下の5つの項目に注意して進めてみましょう!
- アイスブレイク
- サービスや商品の魅力
- ブランドの理念や思い
- 好きなトーンやカラー、テイスト
- 今回のデザインのゴール
以上のことを踏まえて、デモンストレーションでは、デザイナー役の小牧先生が、クライアント役の高瀬先生にヒアリングをしていきました。
クライアントはバレンタイン用の特別なケーキの宣伝をInstagramで発信したいという、ケーキ屋を経営しているオーナー様です。
いろいろな角度から質問をしながら、作りたいテイストやバナーを通じてやりたいことなど、デザインをするのに必要な情報を聞きだしていきます。
ポイントは、初めから議題にするのではなく、お互いの気持ちや緊張感をほぐすアイスブレイクが入るととってもスムーズにヒアリングができます。 そして、もっとも大切なのは、ヒアリングが終了したときに「ゴール(作りたいデザインの方向性)」が自分の中に見えていること。
以上のことを踏まえて、デモンストレーションでは、デザイナー役の小牧先生が、クライアント役の高瀬先生にヒアリングをしていきました。
クライアントはバレンタイン用の特別なケーキの宣伝をInstagramで発信したいという、ケーキ屋を経営しているオーナー様です。
いろいろな角度から質問をしながら、作りたいテイストやバナーを通じてやりたいことなど、デザインをするのに必要な情報を聞きだしていきます。
③ラフを描いてみる
ここからは受講者のみなさんにもご参加いただき、バナーのラフを描いていただきました。 短い時間での作業でしたが、皆さんデザインのポイントとなる部分をしっかり押さえていました!
実際にラフを描く際のポイントは4つ
- 伝えたい情報の順を決める
- 大小中の割合を決める
- 上下左右の余白を揃える
- タイトルや日付もデザインする
④バナー制作
実際に、デザイナー役の小牧先生がラフをもとにデザインソフトの「illustration」を使いバナーを作成していきます。さらに、作成の様子に合わせて丸山先生がコメンテーターとしてリアルタイムにデザインについて実況解説してくださいました。
その様子をご紹介します♪
「制作に必要なものをアートボード周りに置いておく」
「文字も最初はベタ打ちにしてラフのとおりに置いておきます。情報が出し終わったら色や装飾を始めます。」
「装飾は0から作らなくて大丈夫です。フリーの素材をうまく活用し組み合わせて新たなデザインに仕上げるのもデザイナーのテクニックの1つです」
⑤クライアントへの確認
バナーデザインが完成した後、デザイナー役の小牧先生がクライアント役の高瀬先生へ、今回のバナーデザインのポイントを説明し、プレゼンテーションをしていきます。
クライアントからOKが出たらバナーを納品してお仕事完了です!
⑥参加者からの感想は?
実際にデザイナーが行う仕事を見てみて、ご参加いただいた参加した皆さんはどう感じたのでしょうか?
「自分の作りたいイメージをどんどん作り上げていく過程がすごかった。」
「操作や表現が自分はまだうまくできないので、サクサク進んでいくのがすごいと感じた」
「あっという間にバナーが出来上がったので見入ってしまった。早く作れるように練習していきたい」
という声をいただきました!
⑦質疑応答
オープンキャンパスの最後は参加者からの質疑応答をして疑問を解消してもらう時間です!
これからデザイナーを目指す方達からこのような質問をいただきました。
Q:学び始めてから仕事につながるまではどのくらいかかりますか?
A:人によって違うので一概に言えませんが、早い人では受講中にもお仕事を獲得する方もいます。そういった方々の共通点は皆さん、行動力や発信力があることです。
Q:地方に住んでいても仕事につながりますか?
A:もちろん可能です。コペン卒業生の中には地域密着にしている先輩デザイナーもいますし、地方のクライアントさんとお仕事をしている卒業生も多くいます。
Q:授業の内容が気になっています。
A:初めは基礎的なソフトの操作から入り、実践課題を通してデザイナーとして必要な知識・技術を身につけられます。
オープンキャンパスへの参加はデザイナーへの近道!
いかがでしたか? ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
クライアントへのヒアリングや、実際のデザイン制作風景など、コペンの卒業生である先輩デザイナーのやり取りが分かりデザインを身近に感じることができた時間になったと思います。少しでもデザイナーのお仕事に興味があったらぜひ、次回のオープンキャンパスに気軽に参加してみてくださいね。
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都内出身・千葉県在住。シマリス作家として都内展示会やイベントに出店し絵画や雑貨を販売(都内亀戸にある「シマリスカフェ-アースのおみせ-」様にて常時取り扱い作家として作品販売中)現在、在宅子育てをしながら仕事を継続中。趣味は動物園・博物館巡り、神社仏閣巡り、カフェ巡り、日本美術の勉強など。知識は広く浅くたまに深くがモットー。資料集めが得意!