2023年10月のオープンキャンパスレポート
コペンカレッジで学びたい!と思っている皆さんから好評をいただいている、オープンキャンパス。
今回は、お仕事や家事の後にも参加できるよう、10月13日の20時から開催されました!
今回はコペンカレッジの講師の面々による「ハロウィンイベント」をテーマにしたバナー制作の講座です。
これからコペンカレッジで学びたいと思っている皆さん、是非参考にしてくださいね♪
<オープンキャンパスの内容>
- 参加者の自己紹介
- デザイナーの仕事についての説明
- クライアントへのヒアリング(デモンストレーション)
- 参加者の皆さんによるラフの制作体験
- 小牧先生によるデザイン制作
- クライアントへのプレゼンテーション(デモンストレーション)
- 感想
- 質疑応答
まずは参加者全員で自己紹介!
「会社でイラレを使い始めたのですが、初心者なので、これから覚えたいと思いました」 という、今回初参加の方もいらっしゃいました。
ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
①デザイナーの仕事とは?
まずは、講師の小牧先生から、デザイナーが仕事をするにあたって、どのようにデザインを制作していくのかという手順の説明がありました。
デザイナーは、デザインを「作る」人、と思っていませんか?それは100%の正解ではないんです!
デザインは「考えるパート」「作るパート」に分かれていますが、実は「考えるパート」が特に大切。
作りながら考えるのではなく、「こういうものを作るんだ」ということが定まっていないと、デザインを作るのにとても時間が掛かってしまいます。
②クライアントへのヒアリングのコツ
デザイナーはクライアントのためにデザインを作ります。
誰よりもクライアントに興味をもち、一番のファンになることが大切!
講師の小牧先生からは、「お客様に会ってヒアリングをする前に、そのお客様がどういう方なのか?どういう商品を使っているのか?何を売りたいのか?をとにかくリサーチしてみる」「お客様のファンになった状態で制作を進められるとよい」という説明がありました。
デザイナーも、クライアントも、生身の人間同士。 クライアントに興味を持っていろいろな質問ができると、クライアントからいろいろなお話が引き出しやすくなります。
ヒアリングは、以下の5つの項目に注意して進めてみましょう♪
- アイスブレイク(なごませる時間)
- サービスや商品の魅力
- ブランドの理念や思い
- 好きなトーンやカラー、テイスト
- 今回のデザインのゴール
講師の小牧先生からは、「お客様が何を伝えたいのか?、どういった思いでその商品を作っているのか?という根本の部分はヒアリングするようにしている」「好きなトーンやテイストは最初のほうで決めておくことが大切」「ヒアリングして寄り添いつつも、デザイナーとしてこうしたら良いのではないか、という提案をプラスできるとよい」というお話がありました。
以上のコツを踏まえて、デモンストレーションでは、デザイナー役の小牧先生が、クライアント役の高瀬さんにヒアリングをしていきました。
ク今回のクライアントは、過去にバレンタインのチョコレートケーキのバナーを作成依頼してくださったケーキ屋さん。広報担当をしている商店街のハロウィンイベントの情報を発信するためのinstagramのバナーを作成する、という設定です。
いろいろな角度から質問をしながら、イベントの情報をはじめ、集客したいターゲット、作りたいテイストやバナーを通じてやりたいこと、希望納期など、デザインをするのに必要な情報を聞き出していきます。
ヒアリング時にPintarest等のサイトを見ながらイメージのすり合わせをすることで、デザイナーとしても、よりクライアントが希望するテイストを掴みやすいです♪
③ラフを描いてみる
デザイナーはクライアントのためにデザインを作ります。
ここからは受講者のみなさんにもご参加いただき、バナーのラフを描いていただきました。 短い時間での作業でしたが、皆さんデザインのポイントとなる部分をしっかり押さえていました!
実際にラフを描く際のポイントは4つ!
- 伝えたい情報の順を決める
- 大小中の割合を決める
- 上下左右の余白を揃える
- タイトルや日付もデザインする
これらのポイントをおさえるだけで、垢抜けたデザインを作ることができますよ。
また、ラフを描く前にもう一つやることが「インプットをする」こと!
Pintarestなどを活用していろいろなデザインをみて、「どのようにレイアウトすると見やすいのか?」「どのようにしたら目を引くのか?」等を参考にしながら進めるとよいです。Googleで画像検索をしたり、本をみたりすることもおすすめです♪
④バナー制作
実際に、デザイナー役の小牧先生がラフをもとにデザインソフトの「Illustrator」を使いバナーを作成しながらリアルタイムにデザインについて実況解説してくださいました。
その様子をご紹介します♪
「間違いがないように、なるべく情報はお客様からテキストで共有いただいて、コピペをするとよいです」
「『:』は打ち文字だと下にずれてしまうので、上に上げて調整します」
「無料で素材を配布しているサイトがあるので、会員登録しておくとよいです」
「背景に柄のデザインが入るだけで、凝ったデザインになります」
⑤クライアントへの確認
バナーデザインが完成した後、デザイナー役の小牧先生がクライアント役の高瀬さんへ、修正点や追加の要望がないかを確認していきます。
修正を繰り返していき、クライアントからOKが出たらバナーを納品してお仕事完了です!
⑥参加者からの感想は?
実際にデザイナーが行う仕事を見てみて、ご参加いただいた参加した皆さんはどう感じたのでしょうか?
「バナー制作の様子を見れて、すごく勉強になりました!」
「丁寧な解説で、すごくわかりやすかったです」
という声をいただきました!
⑦質疑応答
質疑応答では、事前に参加してくださった方からいただいていたご質問にあわせて、「パターン柄の作り方」の解説がありました。
パターンになる一部をスウォッチに登録することで、パターン柄を作ることができます。
ただし、複雑な画像の場合は、画像の切れ目がずれてしまう可能性があるので、位置の調整が必要になってくることもあります。
みなさんも試してみてくださいね♪
オープンキャンパスへの参加はデザイナーへの近道!
いかがでしたか? ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
クライアントへのヒアリングや、実際のデザイン制作風景など、デザインの仕事がどういうものなのか?ということを具体的に擬似体験できる機会は、なかなか無いのではないでしょうか。
少しでもデザイナーのお仕事に興味があったらぜひ、次回のオープンキャンパスに気軽に参加してみてくださいね。
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Brides’s made wedding12期卒業。紙モノが大好きで、グラフィックデザインのほかにも、カリグラフィーや水彩画を練習中。