駆け出しデザイナーが身につけたい2つの力って？yuka先生にお話を聞いてみました♪

コペンカレッジの講師であるyuka先生。
今回は、yuka先生をゲストとしてお招きしたインスタライブ（2021.2.10）から、yuka先生から学ぶことで身につけることができる２つの力についてご紹介します！

yuka先生から学べる『ヒアリング力』と『発信力』！

どちらも駆け出しのデザイナーにとっては身につけたい力です。yuka先生からWIXを使ったWEBサイトの制作を教わりながら、同時に『ヒアリング力』と『発信力』を磨くことができます♪

ヒアリング力とはどのようなものでしょうか？

デザインはイメージだから、形がないものを形にしていかなければならないので、お客様とのヒアリング力は重要なスキルの一つです。
お客様から「おまかせで」と言われるときほど怖いものはありません。
「おまかせで」と言われて制作しても、「やっぱり思っていたものと違う」と言われてしまうことがあります。
「おまかせ」でもお客様によってはいろんなテイスト、お好みがあるから、それを探っていく必要があります。「どんな雑誌を読まれますか？」「どんなサイトの雰囲気ですか？など、
それにはとにかく質問。
デザイナー側が押さえるポイントとしては、抜け漏れがあると自分が困ってしまうところ。色について「何か違う」と言われてしまうと、全て変えなければいけなくなってしまうことも・・・。

お客様はいろんな方がいらっしゃるので、勘違いとか誤解とかが本当にいっぱいあるなーと感じます。ヒアリング力は本当に大切です。

発信力とはどのようなものでしょうか？

自分のメンタル的、ブロック的な発信、お客様をゲットするという意味での発信です。

これからお仕事をする人にとっては、発信はとても大切です。
お仕事はお客様ありき。せっかくスキルを上げても、お客様に選ばれないことには結局スキルを使える場所がないので、発信も同時に覚えていかないといけません。
テクニックだけ持っていても、宝の持ち腐れになってしまいます。

-yuka先生はカメラもやられているから、インスタグラムの写真、写真の撮り方、スタイリングの仕方等、とても素敵だなと思っています。その辺も発信力になりますか？

そうですね・・・生徒さんたちもみんな写真があったり、課題とかもやっていたり、自主的に練習もしていたりするから、意外と見せられる作品があると思うんです。

でも、「継続できないから全然発信が追いついてません」と言うのをよく聞きます。見せられる素材がいっぱいあるのに、発信が追いつかないのはもったいない！なので、継続することの大切さもお伝えしています。

-発信できることがたくさんあるのはすごいですね！

私自身は逆に、発信を継続してるから素材がなくて困ることもあります（笑）

なので、私はお客様とか近くにいる人のお困りごとをすぐメモしてたりしています。
「こういうの困ってるんですよ」とか、「こういうのできなくて」とか、「こういうの悩んでるんですけど」ということを結構拾って、それをブログのネタにしてたりとかしています。

-なるほど、ネタがなくて困っている人はそうすれば良いんですね！

-では、それを発信するためのポイントはありますか？

自分が頑張っているプロセスみたいなことを書くのも、これから頑張ろうとしている人にはすごく共感できるのかなって思います。ちょっと憧れてもらったりとか、「この人なら同じ悩み持ってるんだなぁ」とか「今頑張ってるんだなぁ」って共感から、「ちょっと頼んでみようかな」とか「お話ししてみたい」っていうきっかけになったりしますね。

不完全でも、不完全さをあえて見せる。全員が全員、完璧を求めているわけではないと思うので、その辺が共感を得られるんじゃないかなって思います。

起業前とか、お仕事の実績がない時は、なかなか発信に躊躇してしまうところがあると思います。そういうときは、プロセスを出したり、練習しているところを見せてみたりとか、そういう風にやりながらモニターを募ったりするというのを同時進行で行ったりするのも良いですね。
実際にモニター募集している方を観察していると、結構一人、二人ってお願いしてくれる人が出てきてるなぁと思います。

-他にも、発信のために大切なことはありますか？

メンタルはとても大切で、そこから発信は繋がっていくと思っています。モヤモヤがあったり、何かいろいろと抱えてたりすると、やっぱり発信はうまくいきません。
元々の根元をしっかりしていくってことがよい発信を生み出すと思います。