10年後、20年後…自分の未来、どこまで想像できていますか?
よく、3年先まで計画を考えろ、と言われますが、10年後、20年後、はたまた40年後…。
人生はとっても長いもの。あなたはどこまで想像した事がありますか?
先月、女性のためのキャリアデザインセミナーを実施しました。
こちらのセミナーは、プルデンシャル生命保険 首都圏中央支社さまとのコラボイベント♪
年末までに全4回シリーズ!
前回の8月は「キャリアの可能性・拡げ方」
今回の10月は「人生における収入と支出について」です( ^ω^ )
今回も、たくさんの方にお越しいただきました!
日本ではなぜお金の話はタブー視されるのか?
イベントのお知らせの際も、当日のセミナーの時にも話題になりました。「日本ってお金の話がしづらい。。」
色々理由はあると思うのですが、その根源は何なのだ!?と思って、色々調べてみたら、ある仮説に行き着きました!
徳川家康は徳川幕府を開いた時に、武士の反乱をもっとも恐れました。
そのため、士農工商という身分制度を作り上げ、武士は身分がもっとも高く、商人は身分がもっとも低い。お金はあるけど卑しい奴らだ、という意識を作ったのだ、という説です。
『ドラゴン桜』などの作品でおなじみの三田紀房先生の仮説だそうです。
なるほど、確かにあるかもしれない!!
自分のこれからの人生に必要な金額はいくら?
セミナーの前半はプルデンシャル生命保険の荻野さんに、人生において必要な収入と支出について講演をしていただきました。
そう遠くない未来、電車の中にある優先席は、今と比べてどのくらい増えると思いますか?
今どんどん新築で建設されている家の数と、人間の数のバランスについて考えたことがありますか?
年金ってこれからどうなると思います?
親の介護が突然発生したとして、自分のキャリアはその時どうしますか?
介護をすると決めた時、毎月いくらもらえるか知っていますか?
などなど、普段何気なく生活していると考える事のない、けどいつかは考えなくてはならない事を、いくつもいくつも問いかけられました。
子供が20歳になったとき、私は何歳?
また、荻野さんの講演は、ただ話をずっと聞いているわけではなくワークが取り入れられています。
その中で、とっても分かりやすく、かつタメになったシートが、まさにこれから先の長いスパンでの人生を考えるためのシート!
そこには、自分や自分の周りの人の年齢をまず順に書いていくのですが、やっぱりお金と切っても切り離せないのが、子供や親との関わり。
私はまだ子供がいませんが、来年子供を産んだとして、子供が18歳になった時、私は51歳、旦那さんは52歳。その時、母は81歳。大学進学して、その授業料や一人暮らし代がかかってきた時に、もしかして母が体調を崩し、九州まで帰省することになったら…。
周りの大切な人の年齢がリアルに見えることで、今までふわっとしていた遠い先の未来が、とたんに現実のものとなってありありと想像できます。
また、60歳をすぎたあたりから『定年』というものが見えてきますが、その時、年金の金額にはほとんど期待ができません。
そうなると、自分の食い扶持は自分で稼がねば!
では、その年齢になった時、収入がゼロになったとして、生きていくのに最低いくらのお金がかかるでしょうか?
その金額は、私が想像していた金額の2倍くらいありました笑(思わず笑っちゃうw)
そんな時のために、早い段階から知っておいたほうがいいのが保険や投資といったお金の知識なんだそうです。
あなたは、何のためにお金が必要ですか?
午前中の講演が終わり、そのあとはランチ休憩。皆で輪になり、ランチBOXやお菓子をつつきます。
その際に、コペンカレッジ副理事長 緒形さんが、お金の話をひとつ。
なぜ彼女が「自分でお金を稼ぎたい」と思うようになったのか。それは、親御さんが生活習慣病を患い、薬漬けの毎日を送っていたから。
そこから健康にとても気を遣うようになり、食材にも注意を払うように。
でもいい食材は高い…!でも、家族の健康を預かるのは私なんだから絶対に譲れない。だから、その分ちゃんと稼ぎたい!!そんな想いがありました。
私も、今バリバリ働いているのは、父の早い死があったから。
私の父は職場が異動になり、その異動先でタバコの副流煙にやられ体調を崩し、66歳という若さでなくなりました(私はその時26歳)。私の場合は、父は体調を崩してから数年間、原因がわかっていながら同じ職場に通い続けていたのが心残りで。
その時、家のローンや生活費など、お金の蓄えが十分にあったなら、仕事もすぐに辞められたんじゃないかな…と思えてしまって。
だから結婚した今、もし旦那さんが似たような状況になったら、仕事やめて休んでいいよって言ってあげたいんです。
自分の欲望のためにお金稼ぎをしている人も中にはいますが、実は結構大半の人は、誰かのための暖かい願いのためにお金を必要としています。
だから、お金の話をするのは全然嫌なことじゃないし、逆にもっとするべきなんじゃないかなって、常々そう思います。
最初は緊張していたメンバーも、徐々に柔らかく、積極的に。
後半は個別相談会の時間にしていたので、それぞれ「今、実はマンション購入を悩んでて」「フリーランスに転向するか迷ってて」などなど、自分のお悩みについて色々話をしてくれました。
みんな、テーマは「お金」でも、抱えている悩みは違う。
その一つひとつにしっかり対応できるのも、こういうセミナーのいい所だなって思います。
新しい一歩を踏み出せる、わくわくの1日。
今回、第1回・第2回と開催してみて感じるのですが、毎回やって良かったな!と主催者側もとっても嬉しくなります。
いつも開催しているスキルの話がメインのセミナーは最終的に何かしらモノが完成し、「できた!」という達成感があって、それはそれで楽しいのですが、キャリアデザインのセミナーは、参加したみなさまの心にもっと深く、近く、寄り添える気がして。
書いていただくアンケートにも、多くの方が来て良かった!とコメントをくれています^^
この、イベントの最後の、皆さんの笑顔が、やっぱり一番報われる瞬間です♪
キャリアデザインセミナー、残すはあと2回。
11/18(土) 第3回/コミュニケーション力
ゲスト:モテるメール評論家 白鳥マキさま
12/9(土) 第4回/子供との関わり・ライフデザイン
ゲスト:バースデープランナー協会 理事 吉田 采都子さま
それぞれ、超パワフルなゲストをお呼びしてのセミナーです!
ぜひ、日程が空いてましたら、ご参加ください♡
第3回、お申し込み受付中!!!
https://www.facebook.com/events/165120450747158/
長崎県出身 可愛いものが大好き。九州大学卒業後、大手化粧品通販会社にて編集ディレクターとして働く。しかしデザイナーの夢を諦めきれず26歳で専門学校に入学し、卒業後フリーデザイナーに。
出産・育児によりキャリアを離れ、家庭と仕事の両立に悩む女性を多く見てきた中で、クリエイトするスキルを身に付けて、家庭も仕事も楽しめるキラキラした女性・家庭を増やしたい!という想いからコペンカレッジを立ち上げる。
「クリエイトする楽しさを知ってもらいたい」との考えから、一方的な授業ではなく和気藹々とした雰囲気で、楽しみながらスキルを身に付けてもらう授業が特徴的。