ママの育児ストレスの原因 & 旦那と「一緒に」子供を育てる方法
こんばんは!フランス式育児に挑戦している堀之内です^^
今回は我が家の旦那との子育て事情について書きたいと思います。
「家で子供と遊んでればいいなんて、楽でイイよな〜」という、甚だしい勘違い!
これはウチの話ではないですが、たまに聞くフレーズです。
「家で子育てをしている」=「仕事と違って楽」と勘違いしている男性がよくいます。
そんな人には、なにはともあれこの動画を見て欲しい!!!!!「まさに!」な内容です。
動画をご覧いただくとわかるように、そして誰かがinstagramで発信していたように、主婦は「やばい総合職」なんです。
主婦の仕事を羅列するとこんな感じ。
・ベビーシッター
・ハウスキーパー(お部屋の掃除)
・事務(子供の学校関連、公の書類などの整理・対応)
・経理
・調理師/管理栄養士
・医師/看護師
・心理カウンセラー
これらの職務を、全て同時に兼務していて、かつ24時間勤務。決まった休日なんてありません。むしろ暦の上での休みの方が、学校はないし旦那は家にいるしで大変(笑)!キリンビール(株)が2016年に発表した、主婦の仕事を年収に換算するシミュレーターによると主婦の年収は470万円。時間帯や内容によっては800万〜900万とも言われています。
子育てママのストレスの正体は、全てが「予定変更される」こと。
ただお仕事をこなすだけでも大変なのに、特に幼い子がいる子育てママはストレスが最高潮!その理由は「予定通りにいかない」という子育ての独特な環境にあると以前誰かが記事に書いていて、「なるほど!」と感動したのでその内容をご紹介します(本当はリンクしたいのですが、数年前に読んだのでどの記事だったか><)。
子供は親の都合なんて考えてくれません。
何か親に訴えたい事があれば、時間やタイミング、TPOなど関係なく泣きわめきます。こちらの予定した通りに事が運ぶことなんて滅多にありません。常に「こうしよう」と思っていた予定や計画をことごとく壊してくれますw こちらの体調や機嫌などもお構い無しです!
<例えば二人の子供を持つ副業主婦のある1日はこんな感じ。>
朝7時に起床しようと思っていたが、朝5時に下の子供(0歳)が目覚めてしまい、ねぼけながらあやして寝付かせる。ようやく朝7時、自分の朝ごはんを先にちゃっちゃと食べちゃおう!としたタイミングで、さっき寝かしつけたばかりの子供がまた泣き始める。ご飯を一次中断して、母乳を飲ませるものの、子供が落ち着いた頃には自分のご飯は冷え冷え。子供たちがおとなしい時間にお部屋を綺麗にしよう!と意気込み午前中に掃除を終わらせたのに、お昼には上の子供(2歳)が、せっかく作ったご飯をぐちゃぐちゃにしてぽ〜い!さっき掃除した部屋を、またもや掃除するはめに。さてそろそろ今日締め切りの仕事をこなさなきゃ!とPCを開けたら、なんだか下の子供の様子がおかしい。どうやら熱があるようだ!すぐに病院にいかなくては!!!
<そんな主婦の毎日をサラリーマンの仕事に置き換えるとこんな感じ。>
朝から出社しようとしたら、電車がまさかの30分遅れで長蛇の列に並ぶはめに。やっと会社に着いたと思ったら昨日徹夜で仕上げた書類を家に忘れた事に気づき、続きの作業ができず。しかし上司からは今日中に全て仕上げろと内線がひっきりなしにかかってくる。そんな中、後輩から「午後のプレゼンで提出する重要書類に目を通してください」と依頼が。こちらの締め切りはなんと今日の午前中!「このタイミングで言うなよ!」と思いつつ、それをこなさないと売上100万が吹っ飛びます。なんとか書類を確認し印刷にかけようとしたら、まさかのトナー切れ。近所の文房具屋さんに走らないといけません。
毎日毎日がこんな風ではありませんが(笑)、しかしこのストレスの正体は「予測した通りに事が運ばない」という、その一点につきます。
1時間休憩がとれたとして、サラリーマンのようにきっちり時間が確実に決まっている1時間の休憩と、主婦のように予定していた時間に休息が取れず、かつ、いつ邪魔が入るとも限らない1時間の休憩ではリフレッシュ加減が違います。ママは毎日、このストレスを抱えているのです。
早めはやめのスキル習得と、価値観のすり合わせが大事!
我が家では生後1ヶ月、自宅で旦那と一緒に暮らし始めてから、土日を使って少しずつ育児スキルを伝授!育児スキルといっても新生児の時に必要なのは「抱っこする」「ミルクを飲ませる」「げっぷをさせる」「おむつを変える」の4つのコマンドだけです。2週間もあれば十分!
これだけ覚えてもらえれば、週に1日、数時間パパに子供を預けても大丈夫( ^ω^ )
うちの母は九州出身の専業主婦だし「男の人は女の人と(脳の)作りが違うから、赤ちゃんの面倒見るのは大変」とか「赤ちゃんを1日任せるのはまだ早いかも」とか言ってましたが、私はそんな事ないと思います。
だって例えば運悪く母親が早くに亡くなってしまったり、離婚したりで、男手一つで赤ちゃんを育ててる人だって世の中にはいっぱいいるんですよ。上記の4つのコマンドは男性だってできます。男性にできないのは「おっぱいを出す」事だけです!!!それ以外は、ぜ〜んぶ出来ます!意識のもちよう次第です。
あとは価値観の共有ですが、私は自営業でお仕事をバリバリしていて生後2ヶ月ちょいで復帰する事を決めていました。そしてお仕事柄、土日にイベントで外出する事がよくあります。なので、すでに妊娠時から「私土日はいない事があるからよろしくね!」と延々と話していたので、旦那はすんなり育児を受け入れてくれました。
確実に家を空ける日を作るべし!!!
しかし男性によっては、あまり乗り気じゃなかったり、せっかく色々と教えても頭に入っていなかったりと真剣味が感じられない事も多々あります。それを回避するためには、事前に「家を空ける日」を決めましょう!
友人と遊びに行く、とか、仕事とか、結婚式とか、この日は確実にいないよ!という日を伝えておくのです。そうすると「この日までに習得しないといけない」というゴールが明確になるため、旦那さんの習得への真剣みが増してきます^^
スキルは一度習得すると忘れないため、一回成功すれば、そのあと何度も預けられるようになりますよー!
ママがストレスを溜めない事・パパが子育てできる事が、結局子供のためになる。と思う!
世の旦那様たち、できればママに週に1度、それが難しければ月に1度でもいいので、お休みをあげてください。だって24時間365日、ママは働いているんですよ!
周りを見ていると「子供をパパ一人に預けられない」ママが多いと感じます。もしくは、預けられても急用の用事の時だけ、とか。子供をパパに任せて一人で自由に動くことに罪悪感を持つママも多いです。
「たまには一人でゆっくり出かけてきたら」
パートナーのその一言で、すーーーーっと気持ちが楽になる事もあるんです。
それに、パパと子供だけの時間を作る事も大事です。ママがずっと一緒だと、どうしても子供の優先順位は「ママ>パパ」になりがち。
ぐずった時など何かにつけ「ママじゃないとダメ!」な子になってしまいます。しかしそんな時、ママだけでなく、パパにも甘えられた方が、子供にとってもパパにとっても良いのではないでしょうか。
私は週に一度、土日のどちらかは自分の時間をもらう、と旦那様と約束しています^^お仕事に行く時もありますし、一人でふらっと出かけたりもします。特にやりたい事もないし子供といたい時は家にそのままいる事もあります。
週に一度、自由な時間があるという事も手伝ってか、今のところ子育てにストレスを感じた事はありません。ずっとご機嫌に子供のお世話ができています( ^ω^ )(まぁもともとストレス耐性が高いという事もあると思いますが^^;)
私が実践しているフランス式育児の祖国フランスでは、夫婦で子育てをするのが一般的。なぜならフランスは共働きしないと生活が成り立たないからだそうです。逆に子育てや家事をしない旦那様は世間から白い目で見られる事もあるんだとかw
日本もこの数十年で親の時代とは暮らしがガラリと変わりました。今や専業主婦はほとんどいません。家計の為に、もしくは自身の為に、働く女性・共働きの家庭が増えています。だから夫婦の子育てのあり方も変わっていくべきなのだと思います。
子育ての方針については、各家庭で色々あると思いますし、女性が100%子育てする!というのもそれはそれで良いと思いますが、もし必要以上に負担を背負っているママさんがいらっしゃったら、ぜひ旦那様とゆっくりじっくり話をしてみてくださいね!
お母さんもお父さんも子供も、みーんなが幸せと感じられる家族が増えていくのを願っています。
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長崎県出身 可愛いものが大好き。九州大学卒業後、大手化粧品通販会社にて編集ディレクターとして働く。しかしデザイナーの夢を諦めきれず26歳で専門学校に入学し、卒業後フリーデザイナーに。
出産・育児によりキャリアを離れ、家庭と仕事の両立に悩む女性を多く見てきた中で、クリエイトするスキルを身に付けて、家庭も仕事も楽しめるキラキラした女性・家庭を増やしたい!という想いからコペンカレッジを立ち上げる。
「クリエイトする楽しさを知ってもらいたい」との考えから、一方的な授業ではなく和気藹々とした雰囲気で、楽しみながらスキルを身に付けてもらう授業が特徴的。